アロマ外来®とは

アロマ外来は、香りと対話を通して、心と身体のバランスを整えるケアの場です。 
病院では原因が見つからない不調や、言葉にしづらい違和感に寄り添い、今のあなたに必要な香りを見つけていきます。 
病院では異常がないと言われたけれど、なんとなく調子が悪い」 
理由はわからないけれど、不安やモヤモヤが続いている」 
そんな“言葉にならない不調”を抱える方に向けて、医療とは異なる視点からアプローチします。 

この外来では、丁寧な対話を通じて今の状態や想いを一緒に整理し、その人自身に合った香りをブレンドします。 
香りは本能的に働きかける力を持っており、自律神経やホルモンバランス、感情にも深く作用します。 
だからこそ、無理に言語化しなくても、香りを通して「今の自分」に気づくことができるのです。 

また、香りを持ち帰ってもらうことで、ご自宅でもセルフケアとして活用していただけます。 
これは単なるリラクゼーションではなく、「自分の心と体を大切に扱う習慣」をつくることでもあります。 

アロマ外来は、心の入り口からでも、香りの入り口からでも、あるいは理由がなくても訪れていただける場所。 
どこからでも、自分自身と向き合うきっかけになればと願っています。

アロマ

医療との連携について

医療との連携

アロマ外来は、医療の補完的な役割を担うケアとして、医療機関との連携も大切にしています。 
現代の医療では、検査や数値に異常が見られない「不定愁訴」や、患者さん自身の心の状態に深く関わる症状に対して、十分な時間やアプローチを取ることが難しい場合もあります。 
そうした中で、アロマ外来では、香りと対話を通じて患者さんの内側にある“感覚”や“気づき”に寄り添い、本人の自己調整力を高めるお手伝いをしています。 
また、がん治療中や治療後の不安、再発への恐れ、眠れない夜などにも、香りは副作用なく心を支えるツールとして活用されています。 
医療の治療と並行して、患者さんが“自分の感覚を取り戻す”サポートを行うことで、より安心できるケアの形を目指しています。 
現在は、ウィメンズクリニックや乳腺外科をはじめとする医療現場での実践も行っており、患者さんの心に寄り添うケアとしての価値を、少しずつ広げています。 

心香師 平さわ鈴香

看護師と勤務し、20年前に香りの力に魅了され、2015年クリニカルアロマセラピスト取得後、フランス・ボルドーにてリンパドレナージュやソシオエステティックを学ぶ。
2020年、医療と自然療法の融合した「アロマ外来®︎」を立ち上げ、ウィメンズクリニック内で実施中。
産婦人科での妊産婦ケア、自律神経とアロマセラピーの専門知識を活かし、現在香りと対話を通して、その人が本来持つ“生き抜く力”と“回復力”を引き出すケアと講座を開催中。

経歴

  • 看護師として小児科、婦人科、外科、整形外科に着く
  • 2015年 NPO法人九州補完代替医療クリニカルアロマスペシャリスト取得
  • 2015〜2018年 福岡市内の産婦人科にてアロマセラピストとしてち妊産婦さんのケアを中心に行う
  • 2018年〜 独立しリンパドレナージュやかその人に合ったブレンドを作成し活動
  • 2020年〜 福岡市内のウィメンズクリニックにてアロマ外来®︎を立ち上げ、こころにフォーカスした医療との連携新しい形をつ創設
  • 2021年〜 ARTQ instituteにて基礎講座、上級、芳香心身学等学び直し、自律神経や対話に特化した学びを深める
  • 2025年〜 福岡県内の乳腺外科クリニック内にてアロマ外来を導入
  • 全国にアロマ外来を広げるまため心香師育成と共に活動中
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